筋トレに大切な関節の安定と動きの解説

※本記事はKEYFITオンラインジムにて内記トレーナー(@775_mos)より投稿されたコラムです。

本日のテーマは関節の安定と動きです。
関節には大きな動きに適しているモビリティ関節(股関節や肩関節のように自由度が高い)とそうでないスタビリティ関節(肘関節や膝関節のように動きの自由度が低い)が存在しております。

動作において、これらの関節がそれぞれの役割を担い、複数の関節を協働して働かせるという考えのことを「ジョイント・バイ・ジョイント」と言います。基本的には、体を複合的に動かして行うトレーニングにおいてもこの考え方が当てはめられます。

よく見かける例なのですが、脊柱において大きな動きに適している胸椎の動きが悪くなり、その代償として本来大きな動きに適していない腰椎がたくさん動き、腰を痛める人などがいます。
これは大きな動きには適さず、本来体を安定させる役割を持つスタビリティ関節である腰椎を無理に動かした結果であり、解決するためには胸椎の動きを改善するエクササイズを導入する必要があります。
(とはいえスタビリティ関節にも多少の可動性は求められますし、モビリティ関節を安定させるべきタイミングも存在します。)

この考え方を抑えておけば、運動を行ってい、特定の関節に痛みなどが出た場合やうまく動かせない場合、問題はその関節にあるのではなく、その近辺の関節にあるということも考えられることがわかります。

下のイラストにモビリティ関節とスタビリティ関節をざっくりまとめてみましたので是非チェックしてみてください。(関節は交互にモビリティ⇨スタビリティとなってます)

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